クレジットカードの新しい使い方?ちょコム送金はキャッシング可能か

電話・通信事業で知らない人はいないNTTが、日本初のクレジットカードの利用法を提供しているのをご存知でしょうか?その利用法とは、「クレジットカードで口座振込をする」サービスなんです。これで何か便利になるなら、是非利用したいサービスですよね?

このサービスの名前は『ちょコム送金』。単純な流れを説明すると、①ちょコム口座を開設→②ちょコム送金のサイトで銀行振り込みの申込み(クレジットカードで送金用電子マネーを買うという形)→③指定口座への振込→④クレジットカードの決済日に振り込み額が決済される

これで、今までクレジットカードでの支払いができなかった家賃や税金などの振込、お子さんやご両親への仕送り、振込みと代引きしか用意していないネットショップからのお買い物などを、クレジットカードで行うことができるわけです。クレジットカードのポイント特典などを有効利用している方にとって、さらにカードの利用幅が広がる便利な機能といえるでしょう。※(参照:お金借りれた情報より。もっと詳しく知りたい方は是非ご覧ください。)

サービスの利用にあたっては、その使い方によって、送金側か入金側のどちらかまたは両方が「ちょコム口座」を開設することになります。また、送金には金額に応じた手数料が上乗せ請求されますので、通常のクレジットカード決済よりは手数料分だけ割高になります。

ここまでを読んで、ピン!と来た方は、「じゃあ、クレカのショッピング枠が現金化できるってことじゃないか?」と感じたでしょう。しかし、クレジットカードのショッピング枠は現金化厳禁(規約違反)となっている行為のはず…。

「ちょコム送金」では、通常登録とプレミアム登録の2種類があり、通常登録では、カナ同姓口座への送金ができないようになっています(伊藤【イトウ】さんは伊東【イトウ】さんへ送金不可)。プレミアム登録になると、本人口座とカナ同姓同名口座への送金はできませんが、カナ同姓の口座へは送金が可能になります。また、仕送りなどの場合は、それが偽りの利用でないかを書類の提出で確認しています。同居や近所の家族あてには送金できないシステムができているんですね。これによって、本人がショッピング枠の現金化として利用することを防止できているわけです。

ネットショップの決済方法や銀行振り込みなどでクレジットカードの世界がより広がる『ちょコム送金』サービス。手数料の負担や活用法が浸透すれば、これから拡大する支払い方法になることでしょう。

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