保証会社で金利も変わる?北洋銀行の融資条件に注目!

銀行の融資には金利がつきものですが、同じ融資商品で同じ金額を借りても、人によって金利が違うことがあります。住宅ローンや給与振込口座を開設しているなど、その銀行とどれだけ深く付き合っているかが影響するものもあれば、融資の保証会社によって変わってくるものもあります。

北海道の最大手である「北洋銀行」の融資商品を見ていると、利用条件の中に保証会社が複数記載されているものを見つけることができます。そして、その商品概要や規約、金利情報などを読み進めていくと、金利の決定は保証会社の審査によるということがわかります。つまり、保証会社によって金利が高くも低くもなる、というわけです。

この流れは北洋銀行に限った話ではありません。全国各地の銀行で、1つの融資商品に2社以上の保証会社を設定しているケースが増えていて、1社目がダメでも希望すれば2社目に保証審査をしてもらうことができ、1社目より2社目が保証会社になる方が金利は高くなるのが特徴です。もちろん、2社目の審査は希望しないこともできます。

銀行の保証会社に消費者金融や信販会社が参入していることをご存知でしょうか。銀行子会社の保証が受けられないとき、この消費者金融などが2社目の保証会社として設定されていることが多いので、銀行から保証会社へ支払う「保証料」を金利の中に盛り込むために高くなるというのが大雑把なしくみです。

銀行の融資はそれ以外の融資と比べて金利の低いのが魅力です。保証料分金利が上がっても、他から借りるよりは安上がりであることが多いので、2段階審査をしてもらえるのは一概に悪いものではないといえるでしょう。

閉じる